• メニュー
  • TOP
  • 入会案内
  • 各種変更届
  • 概要
  • 会告
  • 学会誌
  • 乳がんコンテンツ
  • リンク
乳房超音波講習会
マンモグラフィ講習会

学会誌バックナンバー一覧

  • 第4巻第1号の目次へ
  • 目次へ戻る
  • 学会誌一覧
  • 学会誌バックナンバーへ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム

検診精度と経済効果(2)

マンモグラフィ併用の乳癌集団検診の有用性と問題点

田中 真紀

磯部   真

柳瀬   晃

篠崎 広嗣

亀井 英樹

枝国 節雄

社会保険久留米第一病院外科)


 1991年以来、一次検診にマンモグラフィ(以下、MMG)を併用した乳癌の集団検診を行ってきた。受診者数は述べ6,001例でその内86.2%(5,175例)がMMGを併用していた。撮影方法は時間的・経済的配慮から側面一方向で行った。MMGの画像を年齢別にみて読みやすかったかどうかの評価では、50歳以上では約90%が判読しやすいとしていた。要精査率は6.3%で、乳癌をMMG併用群から11例(0.21%)発見し、早期癌が54.5%と従来の視・触診法と比較すると良好であった。年齢は40歳代が5例(0.19%)、50歳代が6例(0.39%)と50歳以上で高率だったが、早期癌は40歳代が80.0%、50歳代が33.3%と40歳代で高く、TO乳癌の2例は40歳代からであった。したがてMMG併用の乳癌検診は40歳以上に有効と考えられた。またこの検診の精度は、感度90.0%、特異度93.8%、予知度3.1%と満足できる結果であった。症例を検討すると、腫瘤を撮影範囲内にとらえていなかったり、過去にMMGの経験のある症例があり、今後は撮影方向の検討、訓練された技師の育成、前回のフィルムと容易に比較できる体制づくりが必要と思われた。


Key words : 乳癌、集団検診、マンモグラフィ、精度

  • 第4巻第1号の目次へ
  • 目次へ戻る
  • 学会誌一覧
  • 学会誌バックナンバーへ