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――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム

乳癌検診の実際(5)
マンモグラフィを用いた乳癌検診

笹  三徳 1)

森本 忠興 2)

原田 邦彦 3)

田中 直臣 3)

山口 哲央 3)

相良 安信 3)

国立療養所徳島病院 1)
徳島大学医療技術短期大学 2)
徳島県総合検診センター 3)

 マンモグラフィ検査を無症状婦人を対象に施設、出張方式で行った結果、要精検率(recallrate)は、それぞれ5.9%、10.0%、生検率(biopsy rate)は1.4%、2.0%、乳癌発見率は、0.19%、0.84%であった。発見動機となったマンモグラフィ所見は、腫瘤陰影が約半数で、マンモグラフィ検診においては、腫瘤陰影の抽出が重要であると考えられた。
年齢別乳癌発見率は、50歳代では、施設0.43%、出張0.79%、60歳代では1.21%、1.46%で、発見率から対象者の至適年齢を検討するとマンモグラフィ検診は、50歳以上に適していると考えられた。また、マンモグラフィ像の乳腺実質分類から検討すると、マンモグラフィ像の識別に強い影響を与えると思われるDYは、50歳以上では2.4%と非常に少なく、マンモグラフィ検診は、50歳以上に適していると思われた。

 


Key words : 乳癌検診、マンモグラフィ、腫瘤陰影、乳腺実質分類

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