――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム
乳癌検診がめざすもの(3)
―早期癌比率の向上―
笹 三徳 1)
森本 忠興 2)
山口 哲央 3)
相良 安信 3)
国立療養所徳島病院 1) 徳島大学医療技術短期大学部 2) 徳島県総合健診センター 3)
徳島県ではマンモグラフィを併用した乳癌検診を行っている。平成7年3月までに1,571名のマンモグラフィ初回受診者から11名の乳癌が発見され、0.7%の乳癌発見率であった。また、11例のうち10例が早期癌であり、早期癌比率は91%であった。この結果は、従来の視・触診法による決かと比較すると満足するべきものであった。また、欧米との比較においても同等もしくはそれ以上の成績が得られており、本邦での乳癌検診にマンモグラフィを導入した場合、乳癌死亡率減少の得られることが強く示唆された。
Key words : 早期乳癌発見率、マンモグラフィ併用乳癌検診