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――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム

中間期乳癌5)

当科手術例にみた中間期乳癌症例の検討

山本 浩史 1)

川村 秀樹 1)

越前谷勇人 1)

佐々木 伸 1)

田口 和典 1)

高橋 弘昌 1)

佐々木文章 1)

内野 純一 1)

秦  温信 2)

田村 浩一 3)

遠藤留美子 3)

北海道大学医学部第1外科 1)
釧路労災病院外科 2)
北海道対がん協会 3)


[目的]

 

中間期乳癌の臨床的特長を明らかにするため、以下の検討を行った。

[対象および方法]

1987年より1994年までの期間に当科に入院した初発乳癌331例を中間期乳癌33例(中間群)と非中間期乳癌298例(非中間群)に分類し、さらに中間群を前回の検診から6ヶ月以内に発見された8例(半年群)と7〜24ヶ月以内に発見された25例(2年群)に分類し、T因子、組織例、n因子、病期(Tnm)、自覚症状の有無、健存率について比較検討した。

[結果]

中間群は全例T2以下であり、病期も肋骨転移の1例を除きU以下であった。中間群は自覚症状を認めない症例が有意に多かった。健存率に有意差を認めなかった。半年郡ではT0+T1,n0,病期Tの比率が高い傾向にあったが、有意差を認めなかった。半年群では再発を認めていないが、2年群に2例の再発を認めた。

[結語]

中間期乳癌と非中間期乳癌の予後に有意差を認めなかった。検診後も6ヶ月以内に発見された乳癌は低進行度傾向を示しており、6ヶ月ごとの検診が望まれる。


Key words : 中間期乳癌、集団検診、繰返し検診

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