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――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム

検診を支えるco-medicalからの提言(5)

乳癌検診の現状と問題点
―モデル事業からみたスクリーニング・マンモグラフィの実際の問題点―

石岡  亮 1)

荒木田栄子 1)

弓野 彰子 1)

丹野 律子 2)

北海道対がん協会検診センター放射線技術部 1)
北海道対がん協会釧路がん検診センター 2)

 北海道における乳癌検診の現状およびモデル事業からスクリーニングマンモフラフィ(以下、SMG)導入のための検討を行った。
最近過去5年間の道内乳癌検診成績は、乳癌発見率で平均0.18%と全国の0.08に比べ有意に高かった。これは北海道の乳癌死亡率が多いこともあるが、一次検診の場をマンモフラフィ(以下、MMG)を含む二次検査を実施し、精検受診率を高めていることが一因と考えられた。したがって、検診精度の面からも一次検診にMMGを導入することは精度管理上有用であるばかりでなく、集検の拡大にも寄与するものと思われた。一方、現状の体制からSMGへ移行していくとなれば、まだ多くの問題があることがモデル事業を通じて明らかになってきた。とくにMMGの画像管理および、撮影技術は、充分な指導の基に実施されるべきであると考える。SMGによる乳癌検診を押し進めるためには、これらを踏まえたうえで技術指導体制の構築および専門技術師養成のための体制づくりが早急に望まれる。

 


Key words : 集団検診、マンモフラフィ、画像管理

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