マンモグラフィ(MMG)で発見される微細石灰化像(MC)の良悪性の鑑別は困難であり、何らかの方法の生検が施行されている。MMGの二方向撮影による位置決め、stereotaxisによる外科的生検、core
biopsy装置による針生検について報告する。(MCの生検の適応)4〜5個以上の集簇、線状形態、線状配列、経時的に変化を示すもの。(結果)MMGの二方向撮影(4年3ヶ月間):77例中乳癌が14例(18%)で、うち非浸潤癌が6例(43%)であった。stereotaxis(4年7ヶ月間):装置はACOMA製ESP-200、CYTOGUIDEを使用した。270例中乳癌が33例(12%)で、うち非浸潤癌が22例(67%)であった。MCの採取率は260/270,96%であった。core
biopsy:装置はFISCHER IMAGING社製Mammo VisionおよびMammotestを使用した。針生検後外科的生検を施行し、比較検討した。針生検での乳腺組織の採取率は13/16,81%であった。乳癌2例中1例(50%)が針生検で癌組織がえられた。外科的生検でMCの採取率は6/13,46%と不良であった。(結語)stereotax-isによる外科的生検の導入により生検例数が増加したが、生検例中の乳癌の頻度は低下した。100%の根治が望める非浸潤癌の頻度は高率となった。core
biopsy装置の導入により過剰な外科的生検を減少させることが期待されたが、現状ではその精度は芳しくなく今後の検討が必要と思われた。
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