• メニュー
  • TOP
  • 入会案内
  • 各種変更届
  • 概要
  • 会告
  • 学会誌
  • 乳がんコンテンツ
  • リンク
乳房超音波講習会
マンモグラフィ講習会

学会誌バックナンバー一覧

  • 第6巻第1号の目次へ
  • 目次へ戻る
  • 学会誌一覧
  • 学会誌バックナンバーへ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム

微細石灰化像への対応(5)

Stereotaxis専用装置を用いた非触知病変に対するneedle core biopsy
―その有用性と問題点―

沢井 ユカ 1)

中島  直 1)

竹下 正憲 1)

岡本 英明 1)

黒田 知純 1)

小山 博記 2)

大阪府立成人病センター放射線診断科 1)
大阪府立成人病センター外科 2)


[目的]

 

 マンモグラフィでのみ発見される微細石灰化像等の非触知病変の診断法として、欧米ではstereotaxis専用装置を用いたneed core biopsyが好成績を得ている。当施設でster-eotaxis専用装置を使用した経験から、その有用性と問題点について検討した。

[対象と方法]

 Stereotaxis専用装置であるstereo-guide breast biopsy systemを用いて、1995年7月から1996年6月までに非触知病変を認めた23例に対し、biopsy gunによる 14 gauge needle core biopsy を施行した。

[結果]

 病理診断が十分可能な検体の採取率は、23例中18例(78%)であった。5例は乳腺組織が十分採取されず、うち1例は圧迫乳房厚が2cm未満で core biopsyが不可能であった。圧迫乳房厚3cm未満の症例は病変が皮膚表面や胸壁に近い場合、穿刺手技が困難であった。検査後治療を要する副作用は認めなかった。23例中切除標本で確認された悪性病変は5例でneedle core biopsyで悪性と診断された3例はいずれも切除標本で乳癌を認めた。検体採取に失敗した5例中2例が悪性症例であった。

[考察]

 Stereotaxis専用装置を用いたneedle core biopsyは、非触知病変を正確に穿刺でき、切除生検より小さい侵襲で病理組織診断が可能である。しかし、小さな乳房の多い日本人に用いる場合、現行の装置では手技の困難や検体採取の不確実といった問題があると考えられる。



  • 第6巻第1号の目次へ
  • 目次へ戻る
  • 学会誌一覧
  • 学会誌バックナンバーへ