――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム
マンモグラフィ導入検診の精度管理(8)
マンモグラフィのQA/QCシステムの確立とその実施システムについて
松本 徹
放射線医学総合研究所 高度診断機能研究ステーション
乳癌検診にマンモグラフィ(MMG)を導入するに当たっては、MMGの精度管理の基本である画質と総量に関して標準化を図り、MMGのQA/QCシステムを確立することが必須の課題である。現在、関係者の努力によりQA/QCに関する各サブシステムは徐々に完成しつつあるが、今後はこれらのサブシステムを如何に組織化し、実際にどう運用するか、特に、「QA/QCに関する人を動かすシステム」について検討することが重要である。 そこで、本報ではMMGの「画質と被曝線量」の関係を明らかにすることを目的として、医学物理士の立場から下記項目について検討した。
1)
MMGにおける新しい線量測定法の開発、
2)
その測定法を用いたMMG線量標準トレーサブルシステムの可能性、
3)
MMGの画質管理のためQA/QC用ファントムの画像データベースシステム構築、
4)
MMG先進国のQA/QCの現状調査、
5)
QA/QCシステムの運用上の問題点、
Key words : スクリーニング、マンモグラフィ、QA/QCシステム、MMG撮影X線測定法、 フファントム画像データベースシステム、QA/QC実施システム、