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―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原  著

石川県における乳癌検診結果と検診発見乳癌および
外来発見乳癌の臨床病理学検討

南  昌秀 1)

野口 昌邦 2)

川原  太 1)

三輪 晃一 1,2)

金沢大学医学部第2外科 1)
石川県成人病予防センター乳・甲状腺がん検診専門委員会 2)


 石川県では視・触診を用いた出張検診を行っている。1978年から1995年までの18年間で一次検診の延べ受診者総数は245,705人であった。受診者に対する要精検率は平均2.8%であり、要精検とされた者の精検受診率は平均85.3%であった。癌発見率は平均0.06%、発見された乳癌は総計144人であった。初回受診者と受診2回以上の繰返し受診者との比較では、繰返し受診者にTisとStageを併せた早期乳癌症例が多かった。また、検診発見乳癌と外来発見乳癌との比較では、早期乳癌症例およびn0症例は検診発見乳癌が外来発見乳癌より有意に多いものの、10年生存率では有意差は認めなかった。


Key words :乳癌検診、繰返し受診者、検診発見乳癌、外来発見乳癌、石川県

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