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| ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム |
| 40歳代の乳癌検診のmodalityをどうするか(5) |
| 若年女性の乳癌検診におけるwhole breast scaninngの有用性 |
| 武部 晃司 1) |
中村 光次 2) | 山本 洋介
3) |
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| たけべ乳腺クリニック 1)
香川県立がん検診センター外科 2)
同病理 3) |
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リアルタイム超音波検査により全乳房を探査するwhole breast
scaninng(WBS)を用いた乳癌検診の成績を年齢別に検討した。対象は老健法による高松市住民乳癌検診にて香川県立がん検診センターを受診した19,592名(初回受診者9,264名)である。全例に視触診に加え、医師がWBSを施行した。受診者の平均年齢は47歳、初回受診者の年齢構成は30歳代28%、40歳代33%、50歳代22%、60歳以上17%であり、30〜40歳代が60%以上を占めていた。発見乳癌は42例、内訳は触知不能乳癌15例、径2cm以下17例、2cm以上10例であった。年齢別の発見率は30歳代初回受診者で0.08%、総受診者で0.08%、40歳代初回受診者0.39%、総受診者0.22%、50歳代初回受診者0.25%、総受診者で0.22%、60歳代以上初回受診者0.71%、総受診者0.37%であった。年齢別の比較では40歳代での発見率は50歳代よりも高かった。WBSによる非触知乳癌の検出が高い発見率につながった。30歳代および40歳代では、発見された非触知乳癌は6例であった。そのうち4例はMMGで異常を認めず、超音波検査でのみ検出可能であった。MMGで描出された2例の組織型は非浸潤性乳管癌および微小浸潤を伴う乳頭腺管癌で、比較的予後の良好な組織型であった。一方、超音波検査でのみ描出された4例は硬癌2例、充実腺管癌1例、非浸潤性乳管癌1例であり、前者と比較し予後不良な組織型が多かった。
乳癌検診におけるWBSはMMGと比較して、 | | |
高い発見率が期待できる。
予後不良な乳癌をより早期に発見できる。
低コストで処理能力が高い。
| | 等の利点を有する有用なmodalityである。特に欧米女性に比して小さくかつdenseな乳房を
有する若年日本女性においては、whole breast scaninngの有用性がさらに強調されると考えている。
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| Key words : 乳癌検診、whole breast scaninng、リアルタイム超音波検査、非触知乳癌 |