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| ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原 著 |
| 春日井市における乳癌検診の現状 |
| ―春日井市健康管理センターにおけるマンモグラフィを併用した乳癌検診の成績― |
| 稲垣 朝子 1) |
岩瀬 克己 1) | 神保 慎
1) | | 小林 尚美
1) | 三浦 馥 1) |
小川 弘俊 2) |
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| 藤田保健衛生大学医学部内分泌外科 1)
春日井市民病院外科 2)
春日井市健康管理センター 3) |
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乳癌検診では画像診断の併用が勧められており、とくにマンモグラフィの併用について検討されているが問題点も多い。春日井市健康管理センターでマンモグラフィを併用した乳癌検診を導入して3年を経過し、その結果を検討した。当施設では30歳以上の女性を対象に視触診とマンモグラフィを併用し、有所見者やマンモグラフィが読影困難なものには超音波検査を行っている。乳癌は16例(0.51%)発見され、そのうち11例が触知可能で、マンモグラフィでは14例に異常所見が、超音波検査では15例に腫瘤所見が認められた。検診時に癌を疑ったものは12例、病期は0〜 期が11例でそのうち5例に乳房温存手術が行われた。良性腫瘤性病変の代表である線維腺腫は要精検121例中16例で、マンモグラフィで促えられた13例中7例は非触知であった。検診時には8例が悪性疑いまたは診断困難とされ、8例は線維腺腫と診断された。一方、検診時に良性病変の診断であったが要精検とした41例中癌は1例(2.4%)のみで、後期は要精検の判定基準から良性病変を除外し、癌発見率を低下させることなく、要精検例中の非癌例の割合を減少させ得た。視触診とマンモグラフィを併用した検診は乳癌の早期発見に有用で、見逃し例の減少と有所見者の性状診断のためには超音波検査が有用と考えられた。画像診断の併用は、要精検率を増大させ、受診者や医療側の負担を増加させる可能性があるが、検診の精度を高くすることにより改善可能と考えられた。
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| Key words :乳癌検診、マンモグラフィ、超音波検査 |