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| ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原 著 |
| マンモグラムのためのコンピューター診断支援システムの開発 |
| ―腫瘤陰影の自動検出における低濃度領域抽出法の改善― |
| 松原 友子 1) |
笠井 聡 2) | 関 和泰
2) | | 藤田 広志
2) | 原 武史 2) |
遠藤登喜子 3) |
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| 名古屋文理短期大学情報処理学科 1)
岐阜大学工学部応用情報学科 2)
国立名古屋病院放射線科
3) |
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乳房X線写真におけるしきい値法に基づく腫瘤陰影検出アルゴリズムを開発しているが、実験に用いる症例数が約520枚にまで増加することにより検出性能の低下が見られるようになった。検出もれとなる主な原因は、腫瘤陰影候補領域の抽出段階で腫瘤陰影が候補から外れてしまうことによる。そこで、本研究ではこの点に関連する処理を改善することによる真陽性率の向上を目的とする。まず、胸筋領域抽出処理を新たに追加する。次に、従来法の画像の3分類を、「マンモグラム診断に適さない画像」を加えた画像の4分類とする。
また、厚い乳腺領域の抽出処理を、ヒストグラムを用いた2値化から低濃度領域を探索する2値化に変更した。乳房内の領域に応じたしきい値を用いた2値化による低濃度領域抽出処理では、乳房内の領域に「乳腺領域周辺」を新たに加えた。さらに、再検討処理に関してはしきい値と行う回数を変更した。その結果、従来法の真陽性率は最大70%であったが、改善後のアルゴリズムでは97%まで向上し、改善点の有効性が確認された。今後の課題として偽陽性候補の削除があげられる。
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| Key words :コンピュータ診断システム、乳房X線写真、腫瘤陰影、画像処理、自動検出システム |