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| ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原 著 |
| マンモグラフィの精度管理のためのファントム画像データベース |
| ―第3報:デジタル評価と視覚評価― |
| 今村 惠子 1) |
福田 護 2) | 遠藤登喜子
3) | | 小山内司郎
4) | 東田 善治 5) |
緒方 晴樹 2) | |
中山 義昭 2) | 中島 康雄
1) | 松本 徹 6) |
| 大内 憲明
7) | | |
| 聖マリアンナ医科大学放射線医学教室 1)
同第1外科学教室 2)
国立名古屋病院 3)
聖マリアンナ医科大学病院画像診断センター 4)
九州大学医療短期大学部 5)
放射線医学総合研究所 6)
東北大学医学部第2外科学教室
7) |
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ファントム画像の画質のデジタル評価を精度管理に利用する場合、精度管理上の合格(もしくは許容)水準を設定する必要がある。多くのガイドラインなどで採用されている視覚評価と比較するため、ACR規格ファントムの42画像について、デジタル評価と視覚評価を行った。視覚評価は日本乳癌検診学会の「ガイドライン」に沿って3段階で評価した。評価に参加したのは、長い読影経験を有する医師9名(Aグループ)および読影経験の比較的少ない外科医5名(Bグループ)である。Bグループの評価はAグループに比べ全画像について控えめであった。観察者間での視覚評価の変動はAグループにおいても見られるものの、テスト物質の信号対雑音比(SNR)がある値よりも高い場合には観察者の一致はよく、「見える」と判定された。境界となるSNRは石灰化第1群で13、石灰化第3群では7.0、一番目腫瘤では6.0であり、対応する画質の到達度(高画質の画像での各テスト物質のSNRに対する相対値)は順におおよそ0.75、0.80、0.70であった。到達度が0.7〜0.8以上であれば視覚的にも安定して「見える」と判定され、精度管理の観点から画質の合格(許容)水準の1つの目安になるものと考える。
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| Key words : マンモグラフィ、精度管理、ファントム画像、デジタル評価、視覚評価 |