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――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム

乳癌検診の有効性の評価(5)
検診検出乳癌の発育・進展形態からみた検診有効性の評価

岡崎  稔 1)

渡部 芳樹 1)

岡崎  亮 2)

大村 東生 2)

平田 公一 2)

岡崎  裕 3)

鍋田 光一 4)

札幌乳腺外科クリニック1)
札幌医科大学第1外科2)
新札幌乳腺クリニック3)
足立外科クリニック4)


【目的】

 

乳癌が検診に適した癌か否かを評価することを目的に、検診検出乳癌と外来受診乳癌の発育進展形態からその診断と術後成績を検討した。

【対象と方法】

過去19年間の検診検出乳癌194例と年齢・手術時期をマッチングさせた外来受診乳癌388例を対象とし、臨床・病理組織学的に非浸潤(限局)型、乳管内進展型、腫瘤限局型、腫瘤浸潤型、腫瘤多発型、び漫浸潤型に分類した。

【結果】

乳管内進展型、び漫浸潤型の早期診断が難しいと考えられたが、両型は検診乳癌の20%に満たず、マンモグラフィの導入など検診法の改善と診断法の向上によって早期診断可能と思われる。乳管内進展型浸潤癌は腫瘤限局および浸潤型よりも予後不良の傾向を示すことから、早期診断が最も大切である。

【まとめ】

乳癌は検診に敵した癌腫であり、なお一層の検診法の充実が望まれる。



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