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―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原  著

青森県内の乳房撮影装置の実態調査
―マンモグラフィによる乳がん検診システムの確立にむけて―

金  正宜

長内 恒美

弘前大学医学部附属病院放射線部


 青森県内におけるマンモグラフィの実態を知るために、乳房専用撮影装置のある施設に対しマンモグラフィシステムについてアンケートを行い、回答を得た県内の15施設17装置に対し、被曝線量、画質、装置の性能の測定を行った。その結果、装置については、管電圧がJIS規格の±10%を超える装置が1装置(5.9%)、乳房撮影ガイドライン委員会の推奨仕様である±5%を超える装置が5装置(29.4%)、また画質については156型マンモファントムを用いた合格基準値(10点以上)を満たしている装置が4装置(23.5%)、被曝線量については基準値(1曝射当たり3mGy以下)を満たしている装置が11装置(64.7%)であり、画質、被曝線量とも基準を満たしている装置は1装置(5.9%)のみであった。
 今回、青森県内のマンモグラフィシステムの使用環境を知り得たことは、今後県内のマンモグラフィシステムが各基準を満たすためには、どのようにすべきかの方向性が見えてきた。


Key words : マンモグラフィ、マンモグラフィシステム、被曝線量、フィルムバッジ

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