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| ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原 著 |
| マンモグラフィによる被曝線量評価のための平均乳房厚の検討 |
| 松本 雅紀 1) |
西澤かな枝 1) | 秋山 芳久
2) | | 堀田 勝平
3) | 加藤 浩 4) |
石岡 亮 5) | |
| 放射線医学総合研究所人間環境研究部 1)
千葉県がんセンター放射線治療部 2)
愛知県総合保健センター
3)
北海道大学医療技術短期大学 4)
北海道対がん協会 5) |
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マンモグラフィは乳がんの早期発見に貢献している反面、女性の乳房は放射線感受性が高いため、そのリスクも注目されてきた。マンモグラフィを正当化・最適化するため被曝線量を最小にすることが重要であり、品質保証(QA)、品質管理(QC)にも線量測定が取り入れられている。線量測定はファントムを用いるのが一般的であり、実際の乳房に近い物理的性質を持つファントムが提案されている。そこで、ファントムのサイズに関わる圧迫乳房厚の値を調査し、平均的な厚みおよび等価なファントム厚について検討した。
17病院2,477例のデータに基づき、圧迫乳房厚、年齢、mAsについて分布、平均値、標準偏差を検討するとともに、圧迫乳房厚と年齢との相関、圧迫乳房厚と圧迫圧との関係を検討した。これにより日本人の乳房撮影時の平均圧迫乳房厚は37.7mmであった。PMMAファントム厚に換算すると34.3mmに相当する。マンモグラフィのQA/QCにおいて標準となるファントムあるいはガイダンスレベルが設定される場合には、日本人の平均乳房厚に相当する線量評価用ファントムが望ましい。
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| Key words :マンモグラフィ、QA/QC、圧迫乳房厚、線量測定用ファントム |