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―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原  著

集団検診後の中間期乳癌の検討

雷  哲明 1)

江見 泰徳 2)

甲斐成一郎 2)

狩野  イ2)

木村 昭子 3)

古賀夕美子 3)

国立別府病院乳腺外科 1)
同外科 2)
福岡県対ガン協会 3)


 昭和52年より平成8年までの20年間に福岡県ガン協会では延べ749,283人の視触診による乳癌検診を行い、610人の乳癌が発見され、発見率は0.08%であった。一方、同期間内26例の中間期乳癌が協会に報告された。中間期乳癌の発見率は0.003%であり、同期間内の発見全乳癌に対する割合は4.09%であった。中間期乳癌の65%は検診後6ヶ月以内に発見され、患者は30歳代と40歳代および肥満者が多い傾向がみられた。中間期乳癌発見のきっかけは集団検診後の自己検診によることが多く、視触診による乳癌検診の限界はあるものの、集団検診時の保健婦による啓蒙活動は中間期乳癌の発見に寄与すると思われた。


Key words : 乳癌集団検診、中間期乳癌

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