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―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原  著

マンモグラフィにおけるコンピュータ診断支援システムの性能評価

白和ひとみ 1)

服部 寿史 1)

冨樫 健二 2)

岩瀬 拓士 3)

中島 地康 4)

原 武史5)

 

藤田 広志 5)

 

愛知県がんセンター病院放射線診断部 1)
同放射線治療部 2)
同乳腺外科 3)
愛知県立愛知病院放射線科部 4)
岐阜大学工学部応用情報学科 5)


 現在開発中のコンピュータ診断支援(CAD)システムを実際の臨床現場で使用し、その性能を検討した。愛知県がんセンターを訪れた患者202人のマンモグラフィに対し、乳腺外科医の読影結果とCADシステムの計算結果を比較し、システムの評価実験を行った。その結果、画像単位の評価では、腫瘤、集簇石灰化ともに検出の真陽性率(TP)は80%以上となり、比較的高い値を示したが、画像1枚当たりの偽陽性数は1以上となった。また、症例単位で評価すると、腫瘤と集簇石灰化のTPは約95%と良好な結果になった。しかしながら、本格的な実用化のためには、さらに偽陽性数を減少させることができるようなCADアルゴリズムの改良が望まれる。また、これらの検出率はマンモグラフィの画質やポジションニングによって大きく左右されるため、撮影者側の技術の向上と画質の管理が必要と考える。


Key words : コンピュータ診断支援システム、マンモグラフィ、真陽性率、偽陽性数、乳癌

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