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| ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原 著 |
ファントム内テスト物質のコントラストの写真濃度による変化 |
| ―RMI-156型ファントムを用いた実験― |
| 今村 惠子 1) |
有馬 史郎 2) | 加藤 善廣
2) | | 緒方 晴樹
3) | 江原 範重 1) |
福田 護 3) | |
中島 康雄 1) | | |
| 聖マリアンナ医科大学放射線医学教室 1)
同病院画像診断センター 2)
同乳腺・内分泌外科 3) |
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精度管理におけるファントム画像の画質評価において、写真濃度は従来は1.2とされていたが、最近は1.4が推奨されている。マンモグラフィ専用フィルムの階調度特性で最大階調度を示す写真濃度が高くなったためと考えられる。本研究では、RMI-156ファントムを用いてアクリル・ディスクや石灰化小片(C1〜C3)、模擬腫瘤(M1、M2)などのコントラストと写真濃度との関連を評価した。2装置を用い、Mo/Mo(1装置についてはMo/Rhも)で管電圧は28kV、MinR
2000/MinR 2000を受光系として、写真濃度が0.7〜2.0付近の画像を得た。画像はデジタル化したのち画素値を測定し、画素値対写真濃度の校正曲線からコントラストを算出した。
写真濃度が1.20でのコントラストを基準とすると、ディスクとC1、C2のコントラストは濃度とともに明らかに増加するが、模擬腫瘤、特にM2については、濃度の増加による物質のコントラストの増加は格段に小さかった。Mo/Rhについては、濃度が1.2以上では各テスト物質のコントラストの増加は非常に小さかった。コントラストと写真濃度の関係にはX線装置による相違があるものの、写真濃度を1.2から1.4に上げることでディスクや石灰化小片のコントラストは明らかに増加するが、本質的に低いコントラストである腫瘤については増加はきわめて小さいことが確認された。
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| Key words : マンモグラフィ、ファントム画像、写真濃度、コントラスト、精度管理 |