―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原 著
相模原市の乳癌検診結果からのマンモグラフィ検診の検討
仲手川 巧 1)
菅 雄一朗 2)
秋山 憲義 2)
薄井 卓 1)
加藤 浩二 1)
仙石 紀彦 3)
二渡 信江 3)
渡辺久美子 3)
相模原南メディカルセンター事務局 1) 相模原市医師会乳癌検診部会 2) 国立相模原病院 3)
相模原市の施設乳癌検診を検診方式により2群に分け、その検診結果からマンモグラフィ検診について検討した。T群は一次検診からマンモグラフィ検査を積極的に導入したもの、U群はマンモグラフィ検査を視触診検診後の二次検診とし行ったものである。マンモグラフィ実施率は群62.4%、群34%で、群が1.8倍多く、また、検診癌検出率も3.7倍、早期癌の割合も1.6倍多かった。両群ともに検診診断癌が7割以上という問題はあるものの、検診発見癌検出率は群0.31%、群0.09%であり、群の結果が良かった。それゆえに、マンモグラフィを一次検診から積極的に導入する意義はあると考えられた。さらに、マンモグラフィ併用一次検診には、有自覚症者が多く混入する可能性が大きく、適切な運用に基づいた検診を行う必要がある。
Key words : Key words : 乳癌検診、マンモグラフィ検診