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―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原  著

マンモグラフィ検診
―フィードバックシステムの重要性について―

角田 博子 1)

東野英利子 2)

植木 浜一 3)

田枝 督教 3)

森島  勇 4)

鯨岡 結賀 5)

村上  穆 6)

東京都立府中病院診療放射線科 1)
筑波大学臨床医学系 2)
国立水戸病院外科 3)
筑波メディカルセンター病院外科 4)
筑波記念病院放射線科 5)
(財)茨城県総合健診協会 6)


 茨城県健診協会では平成7年のマンモグラフィ検診開始当初より、検診精度を保つために半期に一度の検討会を開いてきた。今回、平成10年度および11年度上半期の検診症例についての検討会で、検診時カテゴリー4および5と判定した症例すべてを再検討した。そのなかで、精査結果が異常なしあるいは良性とされたものは全部で10例あった。これらの症例について精査機関に再検討を依頼した結果、1例は組織診まで行われ良性の結果を得、3例は乳癌であったことが判明し手術が施行された。6例は残念ながら返信がなかった。要精査とした段階での検診施設と精査機関との間の意志疎通を図るとともに、検診に携わるものの責任は検診後精査結果の確認にまでおよぶべきものであることを再確認した結果となった。読影結果の確認を行い、再拾い上げの契機とする目的を含めて、こうした検討会は必須であると考えられた。また、検診施設と精査機関の相互協力を図る目的で、茨城県検診協会では、症例検討については精査機関の技師、医師の参加を呼び掛けたオープンなものとする試みがすでに開始されている。


Key words : 乳癌検診、マンモグラフィ、精度管理

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