【目的】西宮市におけるマンモグラフィ併用検診実施への取り組みにつき、その経緯と問題点について検討した。【経緯】西宮市ではこれまで視触診のみの乳癌検診を実施してきたが、厚生省の通達を受けて、平成12年8月より市医師会長、副会長および市内の乳腺専門医が中心となり、マンモグラフィ併用検診実施に向けて検討会を開催した。まず乳癌検診においてマンモグラフィ併用が必要であるとのコンセンサスを得た上で、市に働きかけて検診施設へのマンモグラフィ設置のための予算計上を獲得した。次にレントゲン技師の養成、読影医の確保、検診費用の設定、一般市民への啓蒙活動および精度管理委員会の設立を果たし、平成13年7月より実施の運びとなった。【問題点】従来の検診は一般病院および開業医でも行われており、市検診施設以外での検診をどう位置付けるか、対象年齢を30歳以上としており、30代40代の検診希望者をどうするか、検査技師、読影医師の確保がまだ不十分であるなど問題点は山積しているが、1つ1つ解決してマンモグラフィ併用検診を押し進めていかねばならない。
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