• メニュー
  • TOP
  • 入会案内
  • 各種変更届
  • 概要
  • 会告
  • 学会誌
  • 乳がんコンテンツ
  • リンク
乳房超音波講習会
マンモグラフィ講習会

学会誌バックナンバー一覧

  • 第11巻第3号の目次へ
  • 目次へ戻る
  • 学会誌一覧
  • 学会誌バックナンバーへ

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原  著

マンモグラフィ併用検診における
Computer―aided detection(CAD)system の有用性

−視・触診とマンモグラフィ併用検診の比較検討−

齊藤 美穂子1)

大貫 幸二2) 山田 隆之1) 齋藤 春夫1)

石橋 忠司1)

大内 憲明2) 高橋 昭喜1)  

東北大学医学部量子診断学1)
東北大学医学部腫瘍外科2))


MMG 併用乳癌検診においてマンモグラフィ(以下,MMG)専用のCAD(computer-aided detection)を用い,その有用性を評価した。
対象は平成12年2月から10月に宮城県対がん協会においてMMG 併用乳癌検診を受診した50歳以上の女性2,231名のマンモグラムである。MMG 併用乳癌検診は一会場同時併用方式で行われ,後日行われた再読影時にCAD を用いた。CAD 使用前後における診断結果を記録し,要精査率,CAD の病変検出率などを検討した。
2,231症例中59症例が要精検となり,そのうち7症例がCAD 参照後に新たに検出されたものであった。要精検率はCAD 参照前後で2.3%から2.6%に増加した。CAD の検出率は石灰化が95.0%と高値であったが,腫瘤およびその他の所見の検出率はそれぞれ29.2%,25.0%と低値であった。MMG 1枚あたりの偽陽性病変数は石灰化0.13個,腫瘤0.25個であった。要精検となった59症例中6症例で癌が認められ,いずれもCAD は検出していた。CAD 参照後に要精検となった7症例の中に癌は認められなかった。
検診MMG における微細石灰化に対するCAD の有用性が確認された。一方で腫瘤の低い検出率や多数の偽陽性候補数,処理能力の限界など改善が望まれる点も多かった。これらの発展によりMMG 併用検診においてCAD は今後より重要な役割を果たしていくものと思われる。


Key words : マンモグラフィ,乳癌,検診,computer-aided detection(CAD)

  • 第11巻第3号の目次へ
  • 目次へ戻る
  • 学会誌一覧
  • 学会誌バックナンバーへ