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―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原  著

大分県におけるスクリーニングマンモグラフィの実態調査に基づいた
線量と画質との関係に関する検討

房常朋視1)

藤原伸行2) 甲斐倫明3) 草間朋子3)

大分県地域保健支援センター1)
大分赤十字病院2)
大分県立看護科学大学3)


大分県におけるスクリーニングマンモグラフィの調査を行ったところ,各施設における実質的乳腺線量は,対象年齢や記録系の違いにより施設間で最大4.25倍の差があり,記録系別に評価すると,F―S 系施設における線量平均はCR のそれに比べて約2.4倍の差があった。そこで,大分県におけるACR156ファントムの平均濃度における基準線量を導入し,基準線量と画質との関係を調査したところ,F―S 系では線量と画質にある程度の相関が認められるものの,画質が著しく上昇するまでの効果はなかった。また,CR(computed radiography)でもその傾向は認められなかった。
以上の結果,適正なスクリーニング検査を行うためには,施設毎に最適電圧を決定し,グリッドを使用の上,中高感度増感紙を使用したコンベンショナルシステムによる撮影が良好な結果をもたらすことを確認した。


Key words : スクリーニングマンモグラフィ,各施設における実質的乳腺線量,F―S 系,CR

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