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――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム

マンモグラフィ併用検診の精度管理の現状と改善策(5)

乳癌検診の間隔に関する検討

西村誠一郎 1)

高橋かおる 1)

田辺 真彦 1)

徳留なほみ 1)

多田敬一郎 1)

蒔田益次郎 1)

多田 隆士 1)

吉本 賢隆 1)

霞 富士雄 1)

秋山  太 2)

坂元 吾偉 2)

癌研究会附属病院乳腺外科 1)
癌研究会癌研究所乳腺病理部 2)


 1998年から2000年の間に外来経過観察中に新出してきた乳癌症例30例をもとに,年齢別の至適な検診間隔,検診方法について検討した。2年以内であれば25例中22例(88%)がT1で発見され,また3年まででは30例中25例(83%)がT1であったことから,多くの症例が3年以内であればT1で見つけ得ると思われた。これらを年齢別にみてみると,60歳以上では観察間隔が長いにもかかわらず,40歳代,50歳代に比べて腫瘍径は小さく緩徐に発育することが示唆された。年齢別の発見動機では,50歳,60歳以上では視・触診あるいはMMGがほとんどで,40歳代では全例MMGあるいはUS発見であり,そのうちの2/3はUS発見であった。60歳以上であれば検診間隔を3年に延ばせる可能性が示唆され,また40歳代は1〜2年の間隔でMMG併用を基本とし,適宜USを併用すべきであると思われた。


Key words : 乳癌検診,検診間隔,腫瘍倍加時間

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