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| ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原 著
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マンモグラフィ講習会の改善点の検討 |
―読影実験からみた所見の取り方,共通認識の再確認― |
| 森島 勇 1) |
角田 博子 2) | 遠藤登喜子 3) | | 東野英利子 4) | 大貫 幸二 5) |
岩瀬 拓士 6) |
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| 筑波メディカルセンター病院乳腺甲状腺外科 1)
聖路加国際病院放射線科 2)
国立名古屋病院放射線科 3)
筑波大学臨床医学系放射線科 4)
東北大学医学部腫瘍外科 5)
愛知県がんセンター乳腺外科 6) |
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マンモグラフィ講習会を通じた所見の取り方・共通用語の認識が正しく浸透しているのか,講習内容の問題点や改善点はないのかを探る目的で,読影実験を施行した。講習会読影試験A取得者2人の合意に基づき,乳癌15症例および良性・正常を含む60症例120乳房のマンモグラムを準備した。読影試験A取得者41人に対して読影実験を施行し,マンモグラムを準備した2人を加えた43人を対象に,所見の取り方・カテゴリーの相同違を検討した。また,41人のうち2回読影をした7人について,1回目と2回目での差異についても検討した。腫瘤に関しては,境界の認識はよく一致していた。石灰化は,カテゴリー分類そのものはよく一致していたが,カテゴリー判定に至るまでの形態・分布の評価に若干の差がみられた。構築の乱れは,大きいものはよく認識され一致していたが,程度の軽いものは一致率が低い結果であった。局所的非対称陰影は,所見の拾い上げそのものの一致度が低い結果であった。2回読影した各個人における1回目と2回目の取捨の差異を所見別にみてみると,腫瘤と石灰化は差異が少なかったが,構築の乱れ,局所的非対称陰影は一致度が低い結果であった。今回の読影実験からは,構築の乱れや局所的非対称陰影が最も差が生じた所見であったが,腫瘤や石灰化についても改善されるべき点が見つかった。
今後これらの結果を念頭において,講習会の際の内容に還元したいと考えている。
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| Key words : マンモグラフィ講習会,カテゴリー分類,読影実験 |