―――――――――――――――――――――――――――――――――第12回日本乳癌検診学会総会/会長講演
乳癌検診のグレードアップへの道のり
―鹿児島県の乳癌検診を振り返って―
金子 洋一
あさひ会金子病院院長
鹿児島県の乳癌検診は,昭和50年(1975年)から始まった。恩師故西満正教授(前癌研附属病院院長)が鹿児島大学第一外科に赴任してきて,鹿児島の乳癌の医療は10年遅れていると感じ,医局員に乳癌検診を命じたことからであった。鹿児島県の乳癌検診の歴史を振り返ることで,乳癌検診の少しずつではあるがグレードアップへの道のりについて考えてみたい。この中で,さらに今後グレードアップしていくための課題として考えていかなければならない問題点について論じてみたい。
Key words : 乳癌検診,超音波併用検診,マンモグラフィ併用検診