[目的・対象]1993年4月〜2002年3月(9年間)の検診発見乳癌65人を対象に,MMG検診に視・触診は省けるか否かを検討した。
[結果]MMG,US,視触診各々の乳癌発見の割合はMMG87.7%(57人/65人),超音波75.4%(49人/65人),視触診55.4%(36人/65人)であった。MMGと超音波併用では98.5%(64人/65人),MMGと視触診併用では95.4%(62人/65人),超音波と視触診併用では78.5%(51人/65人)であった。
乳癌の見逃しは,MMGと超音波のみの検診では1例(1.5%),MMGと視触診のみでは3例(4.6%),超音波と視触診のみでは14例(21.5%)である。結論として,MMGに視触診を加えると,57人から62人,5人の乳癌が拾えることになる。
[まとめ]MMGのみの検診では12%の見逃しが存在し,検診には視触診がなお必要である。しかし,MMG,US併用検診では視触診を省くことが可能である。
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