デンマークの研究者Olsen&Gφtzscheが,乳癌検診の有効性に関するメタアナリシス結果を2001年10月20日にCochraneLibraryとLancetに報告した。その報告は,彼ら自身がLancet2000年1月8日号に掲載した論文をさらに補強するものであり,その後の反響も大きかった。本稿では,Olsen&Gφtzscheの2001年論文を要約するとともに,その後の論争で新たに出されてきたデータや理論を紹介する。さらに2002年には乳癌検診に関するガイドラインが世界各地で改訂された。ここでは米国予防医学サービス特別委員会と米国立がん研究所Physician Data Queryという2つの独立したガイドラインについて,それぞれの検討過程と改訂版の特徴を提示する。これらをもとにわが国として教訓とすべ
きことを論じる。
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