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―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原  著

「乳がん検診体制における病理診断の位置付け」
に関するアンケート調査集計

黒住 昌史 1,2)

秋山  太 2)

市原  周 2)

小山 徹也 2)

越川  卓 2)

津田  均 2)

林   透 2)

森谷 卓也 2)

嵩 真佐子 2)

大内 憲明 2)

遠藤登喜子 2)

埼玉県立がんセンター病理科 1)
厚生労働省「50歳未満の適正な乳がん検診のあり方に関する研究」班 2)


 厚生労働省「50歳未満の適正な乳がん検診のあり方に関する研究」班では,乳がん検診体制における病理診断登録の実状を把握する目的で,「乳がん検診体制における病理診断の位置付け」に関するアンケート調査を行った。回収率は56%であり,回答した27機関の全検診受診者数は72万人であった。紹介した病院から病理診断の報告を受けた機関は85.2%であり,病理診断のための書式を有する機関も85.2%であった。しかし,病理医が記載している機関は3.7%しかなく,病理診断結果を独立した「病理診断書」として登録している機関も25.9%しかなかった。また,本班で作成する予定の「病理診断登録」書式を74.1%の機関が使用する考えがあると回答した。このアンケート調査結果から,欧米の「乳がん検診における病理診断登録システム」と同様の体制を作る必要があると考えた。


Key words : 乳癌検診,病理診断登録,画像,病理像

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