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――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム

マンモグラフィ併用検診の有効性と問題点(3)

福井県におけるマンモグラフィ併用検診の問題点と精度向上への取り組み

笠原  善郎 田中 文恵 市橋 匠 広瀬 真紀
城崎彦一郎      

福井県外科医会


 福井県では平成13年11月よりマンモグラフィ併用検診を開始し,平成14年度のマンモグラフィ併用検診受診者総数2,314名,発見乳癌数11例,乳癌発見率0.48%と良好な成績であったが,要精検率が16.1%と高率であり,精度管理上の大きな問題点として指摘された。
 福井県のマンモグラフィ検診は検診バスによる分離併用A 方式で,読影は比較的経験の少ない第一読影医16名と,経験豊富な第二読影医6名がダブルチェックし,独立して判定しているが,一人当たりの読影数が少ないこと,第一読影医へのフィードバックがないこと,症例検討や再読影システムがないことが原因として推測された。この対策として,(1)マンモグラム読影勉強会の開催,(2)第一読影医へのフィードバックシステムの整備,(3)読影医個人別の読影結果の通知公表などの取り組みを行い,要精検率の低下を見た(16.1%から11.5%)。これらの取り組みを組織的に継続施行することで,診断精度の向上に努めたい。


Key words : 乳癌検診,マンモグラフィ,精度管理,福井県

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