福井県では平成13年11月よりマンモグラフィ併用検診を開始し,平成14年度のマンモグラフィ併用検診受診者総数2,314名,発見乳癌数11例,乳癌発見率0.48%と良好な成績であったが,要精検率が16.1%と高率であり,精度管理上の大きな問題点として指摘された。
福井県のマンモグラフィ検診は検診バスによる分離併用A 方式で,読影は比較的経験の少ない第一読影医16名と,経験豊富な第二読影医6名がダブルチェックし,独立して判定しているが,一人当たりの読影数が少ないこと,第一読影医へのフィードバックがないこと,症例検討や再読影システムがないことが原因として推測された。この対策として,(1)マンモグラム読影勉強会の開催,(2)第一読影医へのフィードバックシステムの整備,(3)読影医個人別の読影結果の通知公表などの取り組みを行い,要精検率の低下を見た(16.1%から11.5%)。これらの取り組みを組織的に継続施行することで,診断精度の向上に努めたい。
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