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| ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム
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マンモグラフィ併用検診の有効性と問題点(5) |
| 40−49歳女性の2年間隔マンモグラフィ検診の有効性 |
| 飯沼 武 1) |
大貫 幸二 2) |
大内 憲明 2) |
遠藤 登喜子 3) |
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| 放射線医学総合研究所 1)
東北大学医学部腫瘍外科 2)
国立名古屋病院 3) |
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[目的] 40−49歳の日本人女性における2年間隔マンモグラフィ併用検診が乳癌死亡にどのくらい寄与するか定量的に評価すること。
[対象と方法] 3つの同一の集団が存在すると仮定し,各群は10万人の日本人女性40−49歳で構成されているとする。第一群は2年間隔のマンモグラフィ検診を受診,第二群は1年間隔のマンモグラフィ検診を受診し,第三群には検診を実施しない。この3つの集団における乳癌死亡数を飯沼が開発した癌検診の数学モデルを適用して求め,第一群と第三群間,第二群と第三群間の乳癌死亡に対する相対リスク(RR)とリスク差(RD)を算出し,この検診の有効性を評価する。
[結果] 第一群/第三群のRR は0.66,RD は10.6人/10万人,第二群/第三群のRR は0.57,RD は14.8人/10万人であった。1年間隔検診は2年間隔検診に比して,有効性は高いが,2年間隔検診も十分な有効性を保持していると考えられる。
[結論] 40歳代の日本人女性に対する2年間隔マンモグラフィ併用検診は検診不実施群と比較して,乳癌死亡における相対リスク(RR)が0.66,すなわち34%の死亡率減少を達成しえることを示した。1年間隔検診はより有効である可能性があるが,今後は費用効果分析などの別の観点からの評価が必要である。
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| Key words : 40−49歳,2年間隔検診,マンモグラフィ,相対リスク,数学モデル |