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| ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム
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微細石灰化像の基礎と臨床(2) |
蓚酸カルシウム結晶による乳房微細石灰化病変の
マンモグラフィ像と組織像 |
| 西村 理恵子 1) |
大住 省三 2) |
石崎 雅浩 2) |
青儀 健次郎 2) |
| 佐伯 俊昭 2) |
井上 武3) |
井倉 美穂 3) |
高嶋 成光 2) |
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| 四国がんセンター臨床検査科 1),同外科 2),同放射線科 3) |
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蓚酸カルシウム結晶による乳房石灰化は,基本的には良性病変に出現し,HE標本上では透明で見逃され易いが,偏光下では白色に光る。そのため,マンモグラフィ読影上も重要と思われるが本邦ではその存在があまり知られておらず,X線像についての報告もない。そこで,蓚酸カルシウム結晶による乳房石灰化病変につきX線像と組織像を比較して呈示した。乳房石灰化病変に対しマンモトーム生検が行われた125検体と摘出生検が行われた27検体を偏光下に観察した。マンモトーム生検4検体と摘出生検1検体に蓚酸カルシウム結晶が認められた。蓚酸カルシウム結晶は良性嚢胞性病変,異物反応,異型を示さない乳管上皮過形成部にみられた。いずれも,マンモグラフィ上は大きさ0.5mm前後の微細円形集簇石灰化であった。蓚酸カルシウム結晶による石灰化はマンモグラフィ上でも同定できる可能性が示唆された。症例の集積によるマンモグラフィ像の検討により,蓚酸カルシウム結晶に特徴的なマンモグラフィ像が明らかになれば,無用な生検を避けることができるのではないかと考えられた。
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| Key words : 乳房,石灰化,蓚酸カルシウム,マンモグラフィ,組織像 |