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| ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 原 著
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スクリーニングマンモグラフィ呼び出し受診者に対する意識調査 |
| 小田原記子1) |
大貫幸二1,2) |
原田雄功1,3) |
斉藤千晴1) |
| 針生一恵1) |
高橋久子1) |
鈴木昭彦2) |
島田剛延1) |
| 西野善一4) |
松野正紀1,5) |
大内憲明1,2) |
渋谷大助1) |
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| 宮城県対がん協会がん検診センター1)
東北大学大学院腫瘍外科2)
仙台市立病院外科3)
東北大学大学院公衆衛生4)
東北大学大学院消化器外科5) |
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マンモグラフィ併用検診において,マンモグラフィ読影結果で精密検査が必要となり呼び出される場合がある。今回,そのような受診者における心理的影響や社会的影響を調査し,看護職としての役割を考えた。
平成14年2月から7月までにダブルチェックのマンモグラフィ読影結果により,当協会の乳腺クリニックへ精密検査のため呼び出された受診群146名(呼び出し群)と初回の経過観察群72名を対象として,診察前後にアンケート調査を行い両群間を比較した。
精密検査を告知されてから睡眠障害および仕事や家事の効率の落ちた人の割合は,呼び出し群で有意に多かった。不安などの変化に関してはSTAI (state―trait anxiety inventory,状態―特性不安尺度)のうち,状態不安尺度を用いて診察前後の心境をスコア化した。
診察前の不安は呼び出し群でより強かったが,診察後は両群とも有意に不安が減少し,両群間で差はなくなった。呼び出し群が検査のために犠牲にしたこととして「仕事を休んだ」
「検査へ来るために家族が送ってくれた」「不安な毎日を過ごした」等の回答を得た。また,呼び出し群が当協会を往復するために176分,当協会で119分の計295分(約5時間)を費やしていることが判明した。
看護職は,マンモグラフィ読影結果により精密検査のため呼び出された受診者の心理的,社会的負担を理解するとともに,その負担を少しでも軽減できるように受診者に接することが必要である。
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| Key words:乳癌検診,マンモグラフィ,呼び出し受診者,不安,STAI (状態―特性不安尺度) |