――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム

マンモグラフィの精度管理の工夫――より良い画像を目指して(5)

マンモグラムの画質向上を目的とした研修システムの試み

古妻 嘉一1,2)

上田美千栄1,2)

中島  直1)

藤井 直子1)

田中  宏1)

小山 智美1)

大竹 昌子1)

竹川 直哉1)

中山  崇1)

古川 順康1)

寺田  央1)

マンモグラフィ画像研修センター1)
古妻クリニック2)


 有効なマンモグラフィ検診のためには、読影に適した画像にすることが基本である。精中委マンモグラフィ講習会では臨床画像にも重きを置くようにしている。しかし、検診の場では良質の画像が提供されているとは言い難い。画質改善のための研修の場が、公的な機関として必要であることは言うまでもないが、それが実現する可能性はきわめて少ない。アナログとデジタルのマンモグラフィを持つ臨床施設に画像研修システムを設置したので、その現状を紹介する。受講対象は、装置を設置するか、設置したが良い画像ができない機関の医師、技師や機器メーカー関係者とした。研修会は、土、日曜の丸2日間で、1回の受講者は10 人までとした。プログラムは、ポジショニング、現像、機器管理などの実戦的画像改善を目的としているため、実技研修が主となっている。平成16 年8月末までに4回の研修会を行い、受講総数40 名(医師8,技師24,その他8名)であった。装置を設置した時点で、直ちに精中委施設画像の認定が取得できることが当然であり、そのためには装置や感光材料メーカーも撮影、読影する側といっしょになって、良質の画像への関心と能力を高めることができるように研修システムを構築したい。


Key words : マンモグラフィ、検診、画質、撮影技術、研修システム




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