――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム

マンモグラフィの精度管理の工夫――より良い画像を目指して(6)

施設画像評価委員会の現状と再評価施設における成果

王丸 明子

寺田  央

堀田 勝平

岡崎 正敏

遠藤登喜子

今村 惠子

大貫 幸二

東野英利子

逸見 典子

木村 千明

土橋 一慶

福田  護

森本 忠興

マンモグラフィ検診精度管理中央委員会・施設画像評価委員会


 施設画像評価委員会はマンモグラフィ検診実施機関に対して一定レベル以上の画像を得るために、診断機器や画質などの評価、指導を行う目的で平成13 年6月から施設画像評価を行っている。今回は施設画像評価の現状と再評価によって認定施設となった例について、その要因を検討した。
 対象は平成13 年6月から平成16 年9月までに評価を行った352 施設である。そのうち、認定された施設は320 施設、認定されなかった施設は32 施設であった。また、成績向上をめざし、再度評価を行った15 施設について、初回と再提出によるデータの比較を行った。その結果、認定されたのは13 施設、認定されなかったのは2施設であった。
 施設画像評価が開始された初期においての施設認定率は80 %であったが、最近では90 %を超える認定率となってきた。
 施設画像評価において望まれる高品質な臨床画像を提出するには、良いポジショニングで撮影し、乳腺濃度を適正濃度域に調整する必要があり、撮影する技師の技量が求められる。実際に検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師の有無により、認定率に差が見られた。
 施設画像評価にて目標となる画像評価基準が具体化されたことで、全国的に画質が向上されつつあり、初期に比べると認定される施設が多くなってきた。今後もマンモグラフィ検診精度を一層高めるため、より多くの施設が施設画像評価を受け、認定されることを望みたい。


Key words : マンモグラフィ、画像評価、品質管理




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