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――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――シンポジウム

乳がん検診の現状と課題(4)

マンモグラフィ検診

――私たちの取り組み――

伊藤 末喜1,3)

安藝 史典1)

金子 昭2)

山川 卓3)

杉本 健樹3)

     

伊藤外科乳腺クリニック1)
高知県総合保健協会2)
高知県健康診査管理指導協議会乳がん部会3)


 私たちは31年間続けてきた視触診による乳癌集団検診を2003年で中止し,2004年からマンモグラフィによる検診を開始した。集団検診では効率の悪い視触診をやめ,マンモグラフィ二方向単独検診と自己触診で行い,個別検診は厚生労働省の方針に順じた方式で,機器,人材の整っている施設で行う。
 53市町村のうち,個別検診を選んだのは,施設が豊富な高知市のみであり,他は集団検診を選択した。集団検診の4月から12月までの受診者数は14,478名であり,この内要精検者は1,307名(9.0%),発見乳癌は45名(0.31%)であった。一方,個別検診の10月から12月の間の受診者数は1,216名であり,要精検者は139名(11.4%),発見乳癌は5名(0.41%)であった。
 今後は集団検診で10%弱あると思われるマンモグラフィ見落とし例の収集に力をいれ,視触診抜きのマンモグラフィ単独検診と自己触診の方式が認容されるかどうかを確かめて行く予定である。


Key words : 乳癌検診,マンモグラフィ単独検診

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