従来より腫瘍の硬さは触診における重要な所見とされてきた。超音波検査においても動的検査として発展し,腫瘍の硬さや可動性の評価がなされている。2003年に完成したエラストグラフィはきわめて軽い外圧を加えて組織の硬さを評価できるようにしたものである。硬さは組織の歪みを代用しているが,青色に染色される傾向にあれば乳癌ときわめて簡単な診断方法となっている。
この硬さは5段階に分類し,低エコー域がほとんど青色に染色されるスコア4と低エコー域から超えて青色に染色されるスコア5を悪性として評価している。その診断基準では,従来のB−モード法と同等またはそれ以上の診断成績を示した。
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